健康的にスポーツを続けるため「腸脛靭帯炎」について知っておこう 

あまり聞き覚えのない名称かもしれません。最近では手軽に始めて続けられるスポーツとしてジョギングが注目されていますが、ランナーが患う恐れのある「ランナー膝」と言えばピンとくる人もいるでしょうか?

主に、膝の外側が痛む症状が出ます。美容や健康のためにも、できればスポーツは継続的に行ないたいもの。「腸脛靭帯炎」の原因と対処法を理解して予防し、ジョギングやウォーキングを楽しみましょう!
「ランナー膝」という名前のとおり陸上競技の選手に多くみられる、慢性的な障害です。

「腸脛靭帯炎」を含むスポーツ障害の原因のほとんどは、体の酷使。頑張ろう、自己ベストを更新しようと意気込むあまり、やりすぎてしまうのが良くないのです。たとえばランニングや自転車漕ぎなどは、膝の屈伸運動で骨との摩擦が繰り返され、靭帯を損傷する恐れが。初期のうちは運動した後に痛みを感じますが、適切な処置をしないまま続けると、運動中も痛むようになり、次第に運動すること自体が困難に……。それでも無理をすれば、腱や靭帯を損傷する事態にもなりかねません。

 

怖い「腸脛靭帯炎」、どうすれば防げるのでしょうか?

ジョギングで膝に痛みが出る場合、体のバランスが傾くのが原因として挙げられます。特にO脚気味の人や普段から猫背の人は、脚がガニ股になりやすく、膝の外側に負担がかかりやすいのです。根本的な改善方法としては、筋力を鍛えて体のバランスを改善するのが一番。スクワットで足腰を鍛え、走っている最中に体が傾かないようにしましょう。また、走り始める前に柔軟体操を行なうのも忘れないように。

それでも「ランナー膝」になってしまい、運動するのに支障が出たら……。まずは、とにもかくにも安静にするのが重要。痛みが強い場合は、氷水やスプレーなどで冷やすのも効果的です。また、ランニング用の膝サポーターが市販されているので、試してみるのもいいかもしれません。それでも痛みが続くようであれば、整形外科や整骨院などのお世話になるべきでしょう。行きつけの整体やスポーツマッサージがあれば、相談してみるとアドバイスがもらえる可能性も。

注意しなければならないのは、この「腸脛靭帯炎」は慢性的なものであるということ。治ったと思っても、運動を再開したら痛みが戻ってくる場合もあるのです。やはり根本的な解決策として、足腰のトレーニングをするのが確実なのかもしれませんね。